即日キャッシング時のローンシミュレーションの使用方法
ほとんどの金融機関で、ローンの説明ページの中で、シミュレーションについての記載があります。
月々どれぐらい返済すればいいかや、最終的に返す額などを見るには、自分の手元資金、借り入れようとする金額、金利、返済期間を入力します。
いろいろな返済パターンを試してみて、おおよその借り入れ金額を決める事ができます。
ローンシュミレーションによっては、返済する金額しか計算されないものがあることには注意しておくべきでしょう。
ローンはただ借りた額だけを返せばいいものではありません。住宅であれば、印紙代、不動産取得税、登記手数料なども必要です。
ローン会社から借り入れをする場合も、保証料や融資手数料が必要になってきます。住宅購入の際には、火災保険料の支払いもあります。
実際には、毎月返済する額のほか、そういった諸費用も必要となってきます。そのあたりをフォローしてくれるローンシミュレーションを使いましょう。
一般的な簡単なシミュレーションでは、ローンに付随する諸費用が計算されていないません。
実際に返済を行なう段になって、シミュレーションした支払い額よりもかなり多く払うことになって困ったなどとならないようにしましょう。
ローンシミュレーションを利用してローンの支払い額などを考えるときには、他にかかる費用がありうることを忘れないことです。
固定金利の住宅ローンを返済する
住宅ローンの金利について、固定金利による返済の場合を見てみましょう。
住宅を買う際にはほとんどの場合はローンを組むことになると思いますが、金利が固定されたローンを組む人もあるかと思います。
金利の動向に左右されることなく、安心してローン返済をしたいという人には固定金利がおすすめです。
現在のような不景気であれば金利は低く抑えられていますが、景気が回復すれば金利は上昇するかもしれません。
自分の給料も一緒に上がれば問題ありませんが、毎月の返済額が増えることを心配する人も多いのでは無いでしょうか。
固定金利型のローンでは金利が高くなってしまうことが多いようです。
そこで、毎月の返済額を小さくする方法として、ボーナス払いを設定するというやり方があります。
ボーナスは賞与ですので、必ず出るわけではありません。
あまりボーナスを当て込みすぎた返済プランを立てるのは、いざというときに返済が滞る危険と隣り合わせです。
返済に問題が生じないように、ボーナスはローンの繰り上げなどにあてることにすべきです。
固定金利でローン返済をするのが向いている人は、子どもが小さくて教育費がかかる人、
借り入れ金額が多い人、定期的な見直しをあまりしたくない人などです。
30年〜35年などの、返済期間が長いローンを組んだような家計にもお勧めできます。
毎月の支払い金額に無理がなく、金利の上昇や状況に惑わされずにローン返済をしたい人には固定金利が良いでしょう。
自分の住宅ローンの返済が終わるまで金利が上昇しないとは考えにくいでしょうから、
将来の返済が心配であるならば固定金利を選ぶようにするといいでしょう。
住宅ローンが返済不能になったら
住宅を買う際にローンを組んで購入するのはわりあい普通かと思いますが、
返済することが難しくなり、途中で支払えなくなってしまう事例が多くなってきています。
最終的に払えなくなってしまう原因としてよくあるのは、会社をリストラされるなどして、無理して組んでいたローンの返済が難しくなるようなものです。
共働きができなくなって収入が減ったりすることもあり、理由はさまざまです。
そもそもローンで借り入れた額が大きすぎたせいで、予定外の大きな出費に対応できず払いきれなくなる人もいます。
変動金利型でローンを組んでいて金利が上昇したことで支払いが難しくなることもあるようです。
住宅ローンの返済がうまくいかなくなった時にどのようにすればいいのか、
対処の方法を知っておくことは、将来が見えにくい昨今では決して損ではないと思います。
何かあってローンの支払いが滞りかねない状態になった時点で、借入先に話をしに行きましょう。
言いづらいからと先延ばしにしていると、借金ですから当然延滞ぶんを支払わねばならなくなりますし、
最悪の場合担保になっている自宅を無くしてしまう危険もあります。
借り入れ先の銀行に相談すれば、借り換えなどでなんとか返済できるように対策を考えてもらうこともできます。
ローンの借り換えをしたとしても返済期間が当初よりも延長されることはないのですが、
銀行によってはそのあたりも相談に乗ってくれ、返済期間が延長できることもあります。
返済期間が延びるとその分、利息は増えますが、月々の返済額は減らすことができるでしょう。
ローンの返済中に何か突発的な状況変化があっても返済に問題が生じないよう、住宅ローンを借り入れる時にあらかじめ考えておくことが大事でしょう。