ローンの借り換えで起こるデメリットとは？そのまま返し続けたほうがお得？
ローンの借り換えはメリットの大きなものですが、そのまま返し続けた方が得になる場合もあります。デメリットとして挙げられるのは金利が今までよりも高くなってしまうケースです。
1対1で借り換えるのであればこれは起きませんが、おまとめローンに借り換えるときに注意が必要です。借入を1つにまとめるので限度額が高くなり、金利を下げる効果がありますが、ローンには元々低金利になっているものもあるため、何でもまとめてしまえば良いというわけではありません。
例えば銀行のローンを消費者金融でまとめるのは基本的に金利が高くなるだけなので意味がありません。目的ローンも金利が低いものが多いのでまとめる対象としては適していません。まとめた場合に適用される金利を想定し、それよりも低くなるものだけを選ぶと良いでしょう。
返済期間が長期化して利息の総額が高くなってしまうケースもあります。これは借り換え自体には問題なく、月々の返済額の設定を誤ったことによるものです。ローンの借り換えはこれまでよりも返済の負担が減ると宣伝されており、その要因の1つが金利の引き下げですが、もう1つが月々の返済額を減らすことです。
初期設定が低くなっているものを利用した場合、返済能力に合わせたものに変更しなければ今までよりも元本が減らなくなります。これを避けるためにシミュレーションで適切な金額を把握しておきましょう。
おまとめとして借り換える場合は審査が厳しいこともデメリットです。借入総額が高くなり、多重債務に陥っているため計画性もないので信用を得にくくなっています。一定以上の年収を求められるものもあるので利用条件を確認しましょう。また、消費者金融であれば返済専用になるため追加の借入ができない不便さがあります。銀行カードローンであれば限度額に空きがあれば自由に借りられるので、審査に自信があればこちらの方が金利も低いので適しています。
金利を下げるために無担保のローンから不動産などの担保が必要なローンに借り換える方法もあります。金融機関としては貸し倒れの危険性が低いので、高額で低金利のローンを組めます。
用途も自由なので借り換えにも適していますが、担保の抵当権が金融機関にあるのがデメリットになります。通常は返済できなくなって債務整理をする場合、自己破産以外であれば財産の処分は不要です。しかし、担保は債権者に処分する権利があるため自己破産以外の債務整理でも失います。そのため、返済できる見込みがないのであれば利用しない方が良いでしょう。
借り換えについて
ここ最近は、低金利の時代です。
この不景気で、しばらく金利が上がることはないでしょう。
しかし現在融資を受けている人で、過去に利率が高い時期にお金を借りていた方もいらっしゃると思います。
そのような場合、現在の金利で借り換えを実施することにより、
融資の返済額を減らせるかもしれませんので、あなたの借入額と、金利を確認してみてください。
参考数値として、
契約されている金利と現在の金利差が1.0%以上ある
借入残高がまだ1,000万円以上ある
返済期間もまだ10年以上残っている
上記条件がそろっているならば、他の金融機関で、金利が安いところを探せれば返済総額がガクッと減らせます。
借り換えの計算は、金融機関の借り換えオンラインシミュレータで行ってみてください。
よくわからないという方は、直接店舗に行って相談してみてもいいと思います。
店頭窓口で返済額をシミュレータしてもらったほうが早いですね。
現在は金利が10年固定の低金利の商品も多数出ています。
まずはあなたの現在の借入状況をみて、借り換えには念のためどれくらい金額に違いがでるか、シミュレーションするだけ価値がありますよ。
借り換えには当然のことながら手数料とまた保証料も別途支払う必要があるので、そういった雑費も計算に入れておく必要があります。
これらを支払ってもまだなお得するのかどうか、きちんとしたシミュレーションをすることが大事なのです。
オンラインシミュレータで試算したあと、借り換えを実際に行う前に、きちんとした専門スタッフにも相談することをおすすめします。
住宅ローンを見直せば毎月の支払いにゆとりがでます。
結果として、日々の暮らしにゆとりが生まれますよね。
借り換えのメリットがあるかどうかは人によって違い、自分たちで見直すことで払わなくてもいいお金が出てくるのです。
他の消費者金融でお金を借りている方は、一度借り換えを検討してみてくださいね。
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